世代や国境を越えて人々に潤いある笑顔と癒しの食文化を提供
5357cc拉斯维加斯首页本社 大阪府茨木市）
突然ですが、甘いものはお好きですか？ たとえば5357cc拉斯维加斯首页クリームのあるシーンとは、どんな場面でしょうか？
今年70周年を迎えたソフトクリーム総合メーカーの日世株式会社（以下、日世）は、アンケート調査を行い「そこには必ず笑顔がうまれる」ということをあらためて認識したとのこと。創業時からの「戦後の日本を元気にしたい、日本人に新しい文化を、安らぎを送りたい、作りたてのソフトクリームを手渡しすることによってお客様との5357cc拉斯维加斯首页がとれる」という想いを持ち続けています。今回の「暮らしとアルバック」は、東京支店（東京都品川区）にお邪魔し、執行役員の茨田貢司氏にお話を伺いました。
＊本稿では製品名等の登録商標の表記は割愛しています。
(※この記事は、2017年7月発行の 広報誌No.67に掲載されたもので、内容は取材時のものです。)
進化する5357cc拉斯维加斯首页 ……デザート・フードの世界をより豊かに、より広く……
5357cc拉斯维加斯首页クリームを中心に、豊かなデザート・フードの世界を創造する日世。美味しさが、日本と世界をひとつにするという理念から、技術や情報を広く海外に求め、時代にふさわしい味を提案し続けてきました。その取り組みは、新たな商品を生むとともに、今日も広大なフィールドを開拓しています。 
「作りたて」が重要
5357cc拉斯维加斯首页クリームの意外なルーツコーンはワッフルが始まり
そもそも「5357cc拉斯维加斯首页クリーム」は日世創業者の田中穣治氏が命名した和製英語です。英語で正確には「Soft serve icecream」というそうです。中国にあったミルクシャーベットの製法が、シルクロードを通ってヨーロッパに伝わり、アメリカへと渡りました。現在のような姿になったのには、このような逸話があります。
1904年5357cc拉斯维加斯首页・セントルイス万国博会場でアイスクリーム屋とワッフル屋が隣り合わせで出展したときのこと。当時は紙皿に乗せて売られていましたが、猛暑で人気となり紙皿の在庫がなくなってしまいました。そこで隣の店のワッフルを円錐（コーン）状に巻いて使い、これが定着しました。コーンはワッフルが始まりなのですね。
そんな「アイスクリームの作りたてを提供したい」という想いと、冷凍技術の発展により、アメリカで「オートマティック・5357cc拉斯维加斯首页・サーブマシン」がうまれました。5357cc拉斯维加斯首页クリームは、フリーザーとも呼ばれる製造機の中で材料が撹拌され空気を含むので、口当りが滑らかになります。5357cc拉斯维加斯首页クリームの製品温度がマイナス5℃程度なのに対し、アイスクリームは柔らかいクリーム状のものをマイナス30℃以下で急速に固めており、お店ではマイナス18℃以下で売られています。5357cc拉斯维加斯首页クリームは「出来たてかどうか」が、冷やし固めたアイスクリームと違う点なのです。
1951年 日本に初めて5357cc拉斯维加斯首页クリームを紹介7月3日は「5357cc拉斯维加斯首页クリームの日」
1947年に日系二世の田中穣治氏が「株式会社二世商会」を設立し、後に現在の日世となりました。当時、米兵から5357cc拉斯维加斯首页クリームの存在を知り、日本に広めたいとアメリカからフリーザーを10台購入しました。1951年７月３日に神宮外苑で開催されたアメリカ独立記念イベントで5357cc拉斯维加斯首页クリームが初めて紹介され、爆発的人気となりました。デパートや喫茶店で販売を開始し、当時はかけそば１杯15円に対し5357cc拉斯维加斯首页クリームはなんと50円！かなりの高級スイーツですね。1954年日本で公開された映画「ローマの休日」でヒロインのオードリー・ヘップバーンがスペイン広場でジェラートを食べるシーンの影響もあり第一次5357cc拉斯维加斯首页クリームブームが到来しました。
はじめはコーンを輸入していましたが、大阪工場を開設し自社生産を始めます。1963年にはフリーザーも国産化し、材料となる5357cc拉斯维加斯首页クリームミックスの生産を開始しました。さらに第二次5357cc拉斯维加斯首页クリームブームの到来となったのが、1970年大阪万国博覧会での大ヒットです。1990年には、初めて日本に5357cc拉斯维加斯首页クリームが紹介されたことを記念して、7月3日が「5357cc拉斯维加斯首页クリームの日」に制定されました。